娘が産まれて考える…子供を守る為に性教育をしていかなくちゃ。
現在僕には4歳の息子と1歳の娘がいます。
娘はまだ1歳ですが自己主張が俄然強くて気の強い女の子になりそう????
でも女の子だから父親としては今から娘のことが心配なのです。
父親の過剰な心配って?No!性暴力は決して他人事ではないのです!
一説には女性の13人に1人が性暴力(本人が望んでいない性的な行為)被害に遭ったことがあるという調査報告があります。
13人に1人って物凄く高い確率ですよね。単純に1クラス26人の女子高のクラスに2人は遭うことになってしまう。性暴力、性犯罪は決して他人事じゃない。
もし手塩にかけて育てた娘が被害にあってしまったら…。僕なら冷静な判断は出来なくなってきっと加害者に報復するんじゃないかな…。
娘が選んだパートナーとの間でも性的トラブルが起こることも有る。
娘がやがて成長しパートナーとなる相手が出来たらそれは素晴らしいことだし祝福したい。
ただお互いが無知故に相手を意図せず傷つけてしまったり、望まぬ結果を招く場合もあるかもしれない。そうなると心と体の負担が大きいのは圧倒的に女性である娘になってしまう。
僕が一番恐るのはそのことによって娘の笑顔が奪われること。可能性に満ち溢れている筈の娘の人生が大きく変わってしまうことになったら…。
親としてこれ程辛いことは無いだろうな。
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娘が性的トラブルに遭わないように少しでも僕が力になれることは無いか?
そう考えた時に頭に浮かんだのは「性教育」のことでした。
「性教育」って僕自身もあんまり習った記憶が無い????それでも最低限のことは親から教えて貰ってたので何とかやってこれたって感じです。
ただこれって皆んなが正しいことを分かっていないと意味は薄くなってしまう。
仮に娘が分かってても娘のパートナーが全く分かってなくて、分かろうともしなかったら意味無くなってしまうから。
子供達に正しい「性教育」を伝えようとしたらまず自分がしっかり勉強してからじゃないと駄目。
てな訳で「性教育」についての本を何冊か読んで勉強中です。
「性教育」は子供だけじゃなくて今の大人にも必要な教養だった!
勉強し始めて感じるのは「性教育」は自分が思ってたものとは少し印象が違った。
自分が思ってた以上に子供はもちろん、今の大人にとっても滅茶苦茶大事なことだったんだ!って感じてます。
「性教育」って聞くと今まで僕は正直「恥ずかしさ、後ろめたさ」みたいなものがあった。でも勉強していくとそんな今までの自分が認識違いをしていたんだなと気付きました。
そして大人の僕でも新たに気付いたことや精神的に救われることもありました。
「性教育」って僕の解釈では「全ての人が自分らしく生きる為に必要な思いやりや教養」みたいなものだと思っています。
だから皆んなが「性教育」への興味や理解が深まれば世の中はもう少し生きやすくなるんじゃないかな。
僕の願いは子供の世代では「性教育」がスタンダードになっていること。「性」のことで差別や偏見が無くなって息子、娘達が辛い想いをしたり傷ついたりしないような世の中になっていること。
今は少しずつ「性教育」のことがクローズアップされてTVで紹介されたり書店で性教育を扱う本も見かけます。10年前では見かけなかったので時代が少しずつ変わって来てるんですね。
でも浸透するのはまだ時間がかかると思う。僕もこれから性教育の事を発信する事で1人でも誰かの目に留まって興味、関心を持って貰えたらと思っています。
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